この記事の担当者
木村 正宏
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴32年
こんにちは。インプレッションの木村正宏です。
「サーチ型人材紹介にチャレンジしたい」
そんなご相談を良く頂きます。
サーチ型人材紹介、サーチ型エージェント、ヘッドハンティング会社、エグゼクティブサーチ会社、等も同じような使われ方をしていますね。
理由をお聞きすると、エグゼクティブ領域がやりたい、ヘッドハンターに憧れている、登録型紹介からステップアップしたい、謎めいていて興味がある、等々。実態が見えずらいことも興味が湧く一因のようです。
以前はサーチ型紹介というと、候補者のリサーチは今のように転職データベースからサーチするのではなく、ネット情報や業界専門誌、人脈等を駆使して候補者のデータベース(候補者リスト)を作り、コールドコール(候補者に直接電話する)でダイレクトにハンティングするスタイルを指していました。
最近では、候補者のサーチの方法にはこだわらず、上記のような方法でリサーチも行いながら、ハイクラスに特化した転職データベースも使うし、他にはリンクトイン等のSNSや、もちろん人脈も駆使しながらありとあらゆる方法で、クライアントが求めている候補者をサーチするのが一般的です。
もう一つ、良くご質問頂くのが「リテーナーフィー」のことです。リテーナーとは候補者をリサーチするための活動費として事前にクライアントとの間で取り決めた金額を頂く前金のことです。登録型の人材紹介は、候補者の入社が決まった時点で報酬が発生する成果報酬型が一般的ですが、サーチ型エージェントの中にはリテーナー契約を中心に活動しているエージェントもあります。
・リテーナー契約の場合の成果報酬はどうなるのか?
・リテーナーフィーがどれくらいが相場なのか?
・候補者が紹介できなかった場合の対応は?
・登録型と比較してのメリットとデメリット
等、気になることが多いですよね。そんな点も含めて謎めいています。
「サーチ型エージェントです」という打ち出しをしているけれど、実際は登録型でやっていて、ブランディング目的で、サーチ型とかエグゼクティブサーチとか、ヘッドハンティング会社と謳っている会社も多いですが、それぞれのスタイルが正確に定義されているわけではないので、なかなか外からはわからないと思います。
実際にサーチ会社から求人を頂く際は、詳細まで当然ヒアリングするのですが、各社ごとにやりかたや考え方が異なります。
何故サーチ型に関心があるのか?サーチ型でどんなことを実現したいのか?等、しっかり考えた上で、自分にあったサーチ会社をお選びになることをお勧めいたします。
この記事の担当者
木村 正宏
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴32年