スカウト媒体 現在と今後の展望

こんにちは、リサーチャーのキムラです。

今回のテーマは「スカウト媒体の現状と今後の展望」についてです。

弊社は、現在複数媒体を活用し、スカウト媒体から集客を行っています。
昨年までは媒体からの集客は全体の75%を占め、メイン集客として大きな役割を担っていました。
しかし、半年くらい前からその勢いは徐々に弱まり、最近では媒体での集客に陰りが見え始めました。

【スカウト媒体の現状】
コロナも5類に移行し、求人が激増しており、求職者側からすると選び放題な状況。
さらに、最近主流になりつつある、企業からの直接オファー「ダイレクトスカウト」で日々何十通とオファーが届く求職者は、理想が高くなります。それに加え、エージェントが媒体でのスカウトを活用し過密状態となっています。大手エージェントは送信ロボットやAIスカウトで大量送信しているため、現在スカウト媒体はカオスと化しています。

【小規模エージェントが出来ること】
わたしたちにも強みがあります。
それは、マッチングの高さと求職者様視点でのスカウトです。
ダイレクトスカウトはまだ始まったばかりですので、媒体の特徴理解やスカウトスキルはまだまだ途上段階&企業ファーストスカウトなので、どうしても求職者様の希望と乖離したスカウトとなってしまいます。
それに反して我々エージェントは20年間蓄積した技術とノウハウがあります。
スカウト専門のリサーチャーが日々レジュメの読み込み技術や企業理解のスキル向上を積み重ねているので、求職者様ファーストでスカウトできます。

【ダイレクトスカウトは今後どうなるのか?】
現在大盛り上がりのダイレクトスカウトですが、思ったような採用に結びつかない企業様も増えてきているようです。
視点が企業ファーストなのでスカウトテンプレや案件が訴求ポイントとズレている可能性があります。また、マンパワーにも限界があるので、質の高いスカウトとはほど遠いスカウトになりがちです。
2025年新卒採用からインターンシップ採用も本格化することになり、採用部門はそちらにも人員を裂かなければなりません。5日間以上、業務に直結したインターンシップを行わないといけないので負担は倍増ですね。
人事採用部門はさらに激務を強いられることになり、質より量の採用となってしまう可能性が大きくなります。
となると、ある程度の質を確保できるエージェントに人材紹介の依頼を戻すという流れになるのではないかと予想しています。もしくは、スカウトだけ外注するスカウト代行も流行るのではないでしょうか?

現在、媒体での集客は厳しい状況ですが、企業からの将来の要望にすぐに応えられるスキルを日々磨くということが我らリサーチャーに課せられたミッションなのではないでしょうか?
今後の展望ついては、私的な見通しとなりますので、ご容赦ください。

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