この記事の担当者
渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年
こんにちは。
【人材業界専門エージェント】インプレッションの渡辺友栄です。
今日は【給与相場】のお話。
「相場」という言葉は、金融市場でも使われる言葉ですが、
「時価」であり「市価」のことです。
「給与相場」という事で考えると、
- 長く1社で働いている場合は、会社の中の相場で給与が決まる
- 年功序列的な会社であれば、在籍した年数に比例する
- 実力主義の会社であれば、実績により給与が変わる
それが、転職活動を始めると、「転職市場」の中でどれだけの市価があるのか?
ということをシビアに見られる事になります。
ここで注意しなければならないのは、
「前職給考慮」「社長に気に入られて・・」といった理由で、
相場以上に良い給与が出てしまった(?!)場合です。
この場合は、入社時の給与額が転職市場で決まった市価ではない為、入社してから、あなたの働きぶりがその会社の中の市場でどうなのか?という事にさらされるのです。
良い給与で転職ができたからと言って安心はできず、今度はあなたが給与相場に合わせた働きをしていかなければ、入社後、給与が下がる事もあり得ます。
もちろん、逆もしかりで、給与を下げて入っても、実力のある方であれば、入社後、給与を上げて活躍されている方も多くいらっしゃいます。
(この場合はきちんと実績が給与に反映される会社を選択する必要があります。)
何が言いたいかというと、一時、給与が上がったり、下がったりしても結局、
給与相場が全体的に高めの会社や業界はありますので、その点は、戦略的に考える必要はありますが、相場から外れて良い給与の会社を探しに行くのではなく、自分自身の市価を上げていくことが大事と言えますね。
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渡辺友栄
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コンサルタント 人材業界歴20年