こんにちは。
人材業界専門エージェントのインプレッションの渡辺でございます。
今回は、人材業界売上ランキングを共有したいと思います。
<総合人材サービス>
(国内) 売上 営業利益
1.リクルートホールディングス 34,295 3,443
2.パーソルホールディングス 12,239 530
3.パソナグループ 3,725 143
(世界)
1.ランスタッド 40,599 1,674
2.アデコ 34,814 805
3.リクルートホールディングス 34,295 3,443
<技術者派遣>
1.テクノプロ・ホールディングス 1,787 206
2.オープンアップグループ 1,566 53
3.メイテック 1,190 164
<製造派遣>
1.アウトソーシング 6,897 219
2.ワールドHD 1,836 89
3.UTグループ 1,706 89
<採用サービス>
1.マイナビ 1,634 274
2.エン・ジャパン 677 44
3.エス・エム・エス 467 72
<人材紹介>
1.JAC リクルートメント 304 70
2.MS-Japan 42 17
昨今では、複合的に事業をされている人材サービス会社様が多い為、
明確にカテゴリー分けをすることは難しいですが、
東洋経済新聞社の会社四季報業界地図2024年版から
各領域の上位3社をピックアップしています。
特筆する点としては、技術者派遣で、
オープンアップグループ社(旧夢真)が3位から2位に上昇、
AKKODISコンサルティング社(旧Modis社、アデコグループ)が、
昨年売上391億円から653億円に大幅に業績を伸ばしている点は、
注目すべきところかも知れません。
実際のところは、M&Aも多い業界であり、売上が大きくなる人材派遣業や
アウトソーシング、利益率が高い人材紹介や求人広告の事業内容の比率
によって、売上、利益も変わってきますので、正確には、個別に見ていく必要があります。
業界全体としては、慢性的な人材不足をの状況から
引き続き好調な業界とされています。
人材業界に特化した人材紹介業を行う中で感じるのは、
従来の、人材をいかに獲得して企業に提供できるかというビジネスから
限られた人材をいかに効率よく活用する事を企業に提案できるのか、
という事が大事になってきているように感じています。
みなさんは、どうお考えですか?