この記事の担当者
渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年
40代以上の転職が、今年度はじめて1万人を超えるそうです。
確かに、弊社でも40代以上のご登録者の方が増えています。
5~6年前までは、20代~30代の転職支援が中心でしたが、私個人も今や40代以上の方のご支援が半数以上を占めています。
この年代の方の転職理由は、個別の事情もあるものの、
- ポジションがない
- 給与があがらない
- やりたいことができない
といったものが多い。
一方で企業からの即戦力としてのニーズもある。
とはいえ、希望通りの条件で誰しもが転職ができるわけではありません。
次のようなデータもあります。
<課長以上に昇進する人の割合(大卒)>
1990年 54%
2000年 42%
2018年 32%
< 55歳の中位の方の給与>
2000年 62万 ↓↓↓
2018年 54万
おそらく、役職が給与に反映されているという事でしょう。 なかなかシビアな現実です。
40代の方であれば、まだ20年以上は仕事をしなければなりません。
同業の同世代のビジネスマンと比べて、負けない専門性、能力はなにか?
転職をする方に限らず、自身の市場価値を常に客観的に考えながら、自分のキャリアを自ら構築してく事が益々必要になりそうですね。
この記事の担当者
渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年