こんにちは。
インプレッションの渡辺友栄です。
今回は、最近、弊社への求人依頼も増えており、業界のトレンドともなっている、
フリーランスの人材サービスについてお話したいと思います。
以前から存在していたプロフェッショナル人材、フリーエンジニア、フリーコンサルタント
といったサービスですがが、ここ数年で業績を伸ばす企業が増え、特に注目されている分野となっています。
■フリーランスの人材サービスが伸びている理由
このトレンドの背後には、いくつかの理由があります。
１．ニーズの拡大と人材不足
フリーランスの人材サービスの伸びは主にコンサルやエンジニアなどIT関連職種に集中しています。
特にDX関連のニーズが急増していますが、これに対する適切な人材の供給が追い付いていない状況
があります。これまではコンサルティング会社やSIer、人材派遣会社の社員が対応していましたが、
これらの企業でも自社の社員だけではこれだけの需要には対応しきれなくなっています。
２．働き方の多様化
そこで、注目されたのが「フリーランス」という雇用形態です。
近年、働き方が多様化しており、会社にとらわれず自由に働ける環境を選択したい方も増えてきます。
その一方で、フリーランスで働きたい人にとって、実務をする以前に、まず課題となるのが案件の獲得です。
案件を斡旋してくれる仲介業者がいる事により、独立のハードルが下がり、フリーランスで働く事が
促進されていると言えます。
３．人材会社のサービスラインナップの拡充
１．２．の背景から、既存の派遣会社や紹介会社もサービスのラインナップにフリーランス事業を
取り入れる傾向があります。人材サービス会社は、「派遣」「転職」「フリーランス」と、
求人・求職者の幅広いニーズに対応できるようにしています。
■フリーランスの人材サービスで求められる人材
フリーランスの人材サービスは、最近、増えてているサービスの為、この領域の経験者は、
まだそれほど多くありません。そうした中で、特に近い領域で経験がマッチする人材が
「派遣会社の営業経験者」と言われています。
プロジェクトの間、フリーランスの方やクライアントのフォローアップが必要です。
また、トラブル対応など、人材派遣会社の経験を生かせる場面も多く存在します。
■フリーランスの人材サービスで身に付くスキル
フリーランスの人材サービスの中でも、特にフリーコンサルやプロフェッショナルの人材サービスの場合は、
次のような経験が身に付きます。
・求人や求職者とのコミュニケーション能力：
求職者の方は、一定以上のスキルや経験を持った方になります。
企業とのやり取りも現場や人事担当ではなく、経営層とのやり取りとなる
こともあります。（DX関連ですと事業そのものに関わる話になりますので、その可能性が高くなります）
こうした方々と対峙する為には、ビジネスパーソンとしての知識やスキルが求められます。
・高い提案力：
経営層とのやり取りとなった場合、より高い次元での提案力が必要となります。
ヒアリングから課題の抽出、そしてその課題に対しての提案と、事業そのものや経営に
関わるような上流からの提案ができる事は、難易度は高いですがやりがいを感じる事でしょう。
かつては派遣が新しい働き方とされていましたが、
現在ではフリーランスが新しい働き方として浸透してきています。
最近では、職種についても、クリエイターやデジタルマーケターなど広がってきており、
今後もフリーランスの人材サービスのニーズは高まると予想されます。
もし興味をお持ちであれば、ぜひご連絡ください。
フリーランスの人材サービスは、あなたにとっても、新しいキャリアやビジネスの展望を提供してくれると思います。
