【中編】インプレッションの危機

この記事の担当者

木村 正宏

【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴32年

前編

こんにちは。 インプレッションの木村正宏です。 インプレッションは現在16期目を迎えています。 2004年の創業時より人材ビジネス業界に特化したサービスを提供していますが、これまで何度も危機的な状況がありました。   その最たる時期というと、やはり2008年秋のリーマ[…]

 

当時、リーマンショックの影響をそれほど大きく受けていない人材会社さんもありましたがお給与の見直し、雇用調整をしながら経営の再構築をされている会社もたくさんありました。

 

ですので、オープンに社員採用している人材会社はほとんどありませんでしたが

  • こんな時期だからこそ、うちのような会社にも優秀な人材が来てくれるかもしれない
  • こんな時期だからこそ、苦しくても雇用はし続けていかないといけない
  • こんな時期だからこそ、お金を回さないといけない
  • こんな時期だからこそ、人材会社が元気を出さないといけない

一緒に頑張りましょう!とのお言葉と一緒に求人を下さる会社がありました。

 

私たちもそんな求人社さまの思いに勇気づけられながら、そんな求人社の社長の思いを求職者さんにもお伝えしながら、毎月2-3名程度のご成約を頂いていました。

 

ただ、ご紹介手数料をきちんと頂けないケースもありました。
手数料を5-10%ダウンさせて頂くこともありました。

  • 紹介手数料の支払いは1年先まで待って欲しい
  • 求職者さんがあげた売り上げから紹介手数料を支払いたい

などとおっしゃる会社もありました。
無料でご紹介させて頂いたケースもあります。

 

それでも、厳しい情勢の中で求職者さんの転職先が決まるのであればうちの会社の役割が果たせたと考え、部長と一緒に喜んでいました。

 

その結果、2009年の紹介手数料のアベレージは362,857円でした。

 

当然、会社として食べていけません、、
固定費の削減も考えつくことは全てやりました。
ほんと、苦しいです。

 

いろんな事業にもチャレンジしました。
とにかく資金がないので、出来るだけお金がかからないことを考えました。

 

求人広告の代理店となり、まったく関係のないナイトワークに営業をかけたり、、
水を売ったり、、
クラウドサービスの代理店をやったり、、
ホームページ制作をやったり、、
派遣サービスをやったり、、

 

それでも経営に大きなインパクトを与えることはできず、最後の現金でオフィスを移転することを決めました。

 

最終回へつづく

最終回

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