この記事の担当者
渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年
こんにちは。
【人材業界専門エージェント】インプレッションの渡辺友栄です。
あなたは、
どんな人が人材紹介業に向いていると思いますか?
以前に求人のヒアリングをさせて頂いた紹介会社の
社長様からこんなお話がありました。
「図繊細さと図太さの両方を持っている人」
言い得て妙ですね。
人が相手のお仕事ですから、
変化する相手の気持ちがわかり対応できる
繊細さは必要です。
一方、繊細すぎて相手の反応を
気にしすぎると、こちらがつぶれてしまいます。
多少の事には気にせずいられる、図太さや鈍感力も必要です。
ですが、最初から、これら両方をもっている人は、
そう多くありません。
素養としてどちらかを持っていて、
もう片方を後天的に育てていく必要があります。
ここからは私の個人的な意見ですが、
業界未経験で人材紹介業に入ってきた場合、
どちらかというと、図太さや良い意味での鈍感力
を素地としてもっていて、あとから繊細な対応力を
身に付けていく方が、少しだけ楽なような気がします。
なぜなら、繊細なタイプの方の場合、
相手の反応を気にしすぎて、仕事が嫌になってしまったり、
人の気持ちに踏み込んで聞くべきことがきけずに、
成果を上げられなかったりして、
もう片方のスキルを身に付ける前に、
「思っていた仕事と違った」と辞めてしまう可能性があるためです。
ある程度、社会人経験がある方であれば問題ないのですが、
まだ経験が浅い、お若い方の場合、良くある事だと思います。
元々鈍感の力のある方の場合、
相手の反応にとらわれず、どんどん進捗させていきますので、
実績を上げて立ち上がりやすい反面、
トラブルになる事もあります。
上長になる方は、
繊細な人には、メンタル面やモチベーションのフォローを、
鈍感力のある人には、トラブルになった場合のフォローを
していく覚悟を持って、マネジメントしていく必要がありますね。
インプレッション 渡辺
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渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年